17歳だよ?! ゆかりちゃん祭り!!

自分はもはや王国民というより、国境線の外側から中を覗き込んでいるような気分になっているのだが、応募したチケットが当選し、日程的にも都合がつけられたこともあり、晴れて参加することにした。田村ゆかりのイベント系はこれが最後かもなあ。


開演は18:00予定になっていたのだが、機材トラブル&本人確認に時間をとられたためか、大幅に遅れて18:30にスタート。10分程度ならわかるけれど、ここまで遅れてしまうのは、ひとえにスタッフの手落ちとしか言いようがない。バカじゃないの? しかも、(これ自体はすごいと思うんだが)公演時間が3時間30分という長時間にわたり、結局終演が22:00過ぎになってしまった。平日に客を深夜に帰宅させたということに対して、本イベントに関わった主要スタッフはみな罪悪感を持つべきだろう。


肝心のイベントについては、事前に行われた田村ゆかり関連楽曲投票の集計結果を利用したトップ10を本人が歌う + アコースティックライブというもの。トップ10については、すべての曲を別々の衣装で歌うというのがミソで、着替えの時間はMCの鷲崎健がつないでいた(鰻トークがツボでした)。衣装については、過去のFCイベントやライブからのものだったり、今回初披露のものがあったりと、華やかではあった。個人的には、Mary Roseで一番好きだった衣装がもう一度見られたのはうれしかった。
ただ、その代償として、曲間のトークがほとんどなく、「次の〜位は一体……」みたいなノリはほとんど消えてしまっていた。単にセットリストの一部扱いでしたね。

アコースティックについては、今回は「タイトルに恋がついている曲縛り」で4曲。聴いていて改めて思ったのは、田村ゆかりの声はアコースティックによく合うなあ、ということ。透き通った声質が、静謐な会場の雰囲気に大変マッチしていた。
アコースティックは(当然)生バンドによる演奏だったのだが、今回はキーボードに安部潤が参加。なんとなくいつかは来るんじゃないかなあと思っていたのだが、こういう形で見ることになろうとは。6月のSSAではどうなるんだろう。


と、いうことでイベント自体はなかなかおもしろかった。誕生日企画は、もうサプライズとかいいから本人の前で堂々とやってもいいんじゃないかと思うが、I Love Rabittのような不完全燃焼感がなかったのはよかった。あのときも、せめてケーキくらい出せばよかったのにね。

あとは、このイベントに参加できなかった人が沢山いたと思うので、せめてFCイベあたりで、補完的な何かをやってくれるといいんじゃないかと。今回の結果を見る限り、20〜11位はかなり熱い投票結果になっていそうだし。