海外に精通すると同族嫌悪に陥る人たち

昨年、スターバックスでコーヒーを飲んでいたら、韓国を中心として海外にしょっちゅう旅行している女性二人の雑談が聞こえてきた(早口で様々な語彙を正確なイントネーションで喋れていたので、生粋の日本人のはず)。で、彼女らはそれなりにマニアックな箇所を巡り、豊富な知識の持ち主であるようなのだが、そういう人たちからすると、ミーハーな日本人客が気に入らないらしい。
「メジャーな場所に行くと、イルボンがいるのがうざいんだよねー」なんて言い方で、盛んに日本人旅行客をくさしていた。いや、あなたたちもイルボンだろうに(笑)。

海外に出ることで、謎の特権意識を持ち、日本人を見下している人の卑屈な感情がよく表れた科白といえよう。


こうした、アホみたいな同族嫌悪をこじらせている人はどうやら、サッカー関係者にもいるようだ。

サッカー専門誌・エル・ゴラッソのデザイナー佐藤峰樹さん「もうヨーロッパに日本人選手は要らないし、不快だ。足手まといで邪魔ななんだよ。」とtwitterで発言し炎上:ハムスター速報

彼からすると、海外のサッカーを観戦している「特権者」としては、そこに同族たる日本人が出ていると気分が悪いんだろうね。