阿修羅城の瞳
今日は映画の日であることを思い出して、あわてて観にいってきた。
鬼と人が抗争を繰り広げていた江戸(らしき)時代。鬼の王、阿修羅の復活が噂されるなか、かつて鬼退治にあけくれていた男が一人の不思議な女性と出会うのだが……。
という、何が起こるのかばればれのイントロダクションから、延々と予想通りのストーリーが続き、ちょっとげんなりした。1時間45分とごくふつーの長さの作品なのだが、3時間くらい観ていたような気がしたなあ。でもまあ、ちゃちいCGとはいえ、それなりにハッタリの効いた映像を見ることができて、そこそこ満足。市川染五郎と宮沢りえをはじめとしたキャスト陣もなかなかよかった。
なお、菅野よう子の音楽は、冒頭の戦闘シーンを除いていまいちでがっかり。